都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

最高の生徒

天才子役の名をほしいままにした芦田愛菜ですが、近年はドラマで見かけることがほとんどなく、やたらとCMに出るばかりで、稼いでるなぁと感心することしきりでした。

まぁ、本気で学校に通っていると、そんなに休めるもんじゃありませんからね。ワークライフバランスを考えているのが、いかにも今風であり、寸暇を惜しむかのように読書を重ねながら自分を磨いているのを眩しくも感じます。

親は嬉しいだろうな。稼ぐし、勉強するし。

その芦田愛菜が、大学進学を機に久々にドラマ出演しました。日テレ系の『最高の教師』です。

松岡茉優が担任を務める高三のクラスの中で、強烈なイジメを受ける役柄は、彼女自身の優等生のイメージと違い、難しいところがあったと思うんだけど、本当にそんな目にあったかのような迫真の演技は、ほとんど記憶にないくらいのもので、ビックリしました。そんな子はいないのに、いるように思わせる凄み。これはレベチです。逆に他の生徒役が、下手くそに見えてしまう。その上でホンモノと作り物の間に挟まれた緊張感が、画面一杯に広がって、脚本のウソっぽさすら凌駕していたのです。こういうドラマは珍しい。

今ならTVerで観られるので、是非お見逃しのないように。これはホント、驚きました。