草食男子の存在が取沙汰される中で、広末涼子の直情径行ぶりがスカッとします。
そうだと思いますよ、好きなものは好き。別居が続いていたとするならば、他によろめいちゃう人ができてもしょうがない。ああいう女性は、いつもイチャイチャしていたいし、愛の言葉を浴びせ続けて欲しいんです。面倒くさいねぇとは思うけど。
しかしながら、そういう女性は結構な割合でいると思います。男性と同じくらいいる。当然です。
不倫問題がそれほどには顕在化しないのは、金銭的な自立問題があるからです。ケジメをつけようとすると、お金がかかる。だから、ちょっとだけってのが庶民レベル。グシャグシャにならない程度であれば、いくらだってあるでしょう。常に臨戦態勢にあるのが動物と違う人間の特性であるわけです。
愛に生きる女性は、アンテナが立っているのですぐ分かります。そして、褒め言葉や求愛フレーズに弱いので、そのことに詳しい男性は、直ぐ落とせます。かーんたんな話。需要があって供給があるんですからね。
問題は、持続させることです。釣った魚に餌を与え続けられるかどうか。あと、お金と手間がかかります。人生を二倍楽しむわけですから。
そういうのが面倒だと思う人は、本を読みます。あと、映画を観る。違いますかねぇ?
『女は男の指を見る』(竹内久美子著・新潮新書)は、動物行動学者が見た人間分析の本です。
あんないい女がどうしてあんな男に?の謎をテストステロンという男性ホルモンを使って説明しています。
顔やスタイルだけじゃない。声だって関係あるし、匂いにも相性がある。当然に、才能に惹かれることだってあるし、何より言葉が武器になる。
なんだなんだ、容姿が全てじゃないのか?
こうしてニヤついている男がまた一人、増えたのであります。何もしないくせにねぇ!?