都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

規律

保険会社時代の後輩Oが、お盆休みの初日でもある11日にやって来ました。

中央道の渋滞は、どんなに早いスタートでも定番なので、ラジオの交通情報の渋滞40キロを聴きながら、朝の9時に到着予定って言ってたけど、昼過ぎになるだろうと思っていたら、予定時間の5分前に無事到着したのです。聞けば、オリンピック自転車コースの下道を走ったんだと。なるほど、そっちはお盆の帰省ルートじゃないので、混雑とは無縁だったらしい。これは思わぬ発見でした。

戦車のような彼の車は、2トン以上の重量があるBMWの電気自動車で、購入金額が1,500万円だと。あるんですね、そんな値段の乗用車。クルマにほとんど興味のない私が、初めて乗せて欲しいと思わされました。別嬪さんと歩いているみたいで、チラチラ見られるのがなんとも言えない優越感です。

そのクルマで10時キックオフの東大慶應ラグビー試合を観戦。普段、意識したことありませんが、駐車してる中では、圧倒的なハイスペックで、タワーマンションに住んでいる人は、こういう気分なんだろうなと思ったりしました。興奮するわ。

試合は、スクラムで押しまくった東大が、そこから先の決め手を欠き、押し込んでは跳ね返される繰り返し。38対0で慶應大学の勝利でした。

ただし、グラウンドの白線が消えかかっているなど、グラウンドの整備不良は対戦相手に失礼なんじゃないかというのと、メンバー交替を繰り返す慶應が、麻雀でいう多牌みたいになって、試合途中でレフリーが人数を数え出したのはいただけませんでした。慶應大学のマネジメントはどこか緩んでいるように感じられ、今シーズンは期待できないのかなと思います。やはり、組織には嫌われてもうるさいことを言う人が必要でありまして、後輩の大学ラグビーウォッチャーOに言わせると、帝京大学なんかでは監督の話を全員が姿勢を正して聞くなど、強いチームの規律はしっかりしているものだそうです。勉強になるねぇ。

それにしても、グラウンドには時折、涼しい風が吹いて、絶好のラグビー日和でありました。

選手を目と鼻の先で観られるのは、迫力満点です。

その後、クルマを置いて散歩がてら、いつものオープンテラスレストラン『古志路』で昼食を。昼間っからワインボトル2本を開けてしまいました。ラグビーの反省会は話題が尽きない。そして、たくさん飲んで食べる相棒は、実に楽しいのであります。健康は大事だねぇ。