私が通っていた私立の中学高校は、有名芸能人や政治家の二世だらけでした。
たくさんいるから目立たないとも言えるけど、やはり親の存在が偉大過ぎて、○○の息子、○○の娘と呼ばれるのが当たり前。それは、公園でケンちゃんママって言われるのと同じで、言われる方は嬉しいばかりじゃないんでしょう。いや、フツーに有名なだけだったらいいのですが、スキャンダラスが絡むと一転します。SNSのない時代でさえ、そうでした。
だから、思います。
今、話題沸騰の松本人志や政治家の子どもや孫たちは、どんな気持ちでいるんだろうと。
母親に任せっきりで、ほとんど顔を合わせることがなければ、何も伝わってこないってこともあるかもしれませんが、そうでない場合、家庭内での会話を想像するとゾッとします。そんなのメディアの追及どころではない。
遅くに結婚して、思春期の娘を溺愛しているとすれば尚更です。娘はグレるかも。イジメってことも充分考えられる。
となると、国外を目指します。私だったら、そうする。
プロ野球で、大リーグで活躍した選手の家族が、意外に日本へ帰って来ないのは、顔が障さない心地良さってのがあると思います。
イチロー、野茂英雄、松井秀喜、上原浩治、黒田博樹…行ったきりですもんね。日本へは出稼ぎなので、監督やコーチになりません。人材の流出は、現役だけではないのです。
それに比べて、日本で監督なんてやっちゃうと、いい時ばかりじゃないので大変。時には無能のレッテルを貼られたりもする。
それって、国会議員もそうかも?
橋下徹や東国原英夫、金子恵美に豊田真由子、泉房穂に若狭勝、それに杉村太蔵…二度と戻らないのは、家族のダメ出しってのが大きいんじゃないんでしょうか?有名であるのも、楽じゃないようであります。