都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

駅伝的完全試合

侍ジャパンが欧州代表との試合で6人の投手リレーながら、一人の走者も許さずに完全試合を達成しました。

マチュアからの金丸夢斗(関西大学)と中村優斗(愛知工業大学)、それにパームボール渡辺翔太(楽天)スプリットの松山晋也(中日)チェンジアップの隅田知一郎(西武)フォークボールの種市篤暉(ロッテ)と繋いだ投手たちは、いずれも150キロを超える速球を持ち、それぞれにコントロールされた変化球の決め球があるので、打たれる気配が全くなかったです。

加えて、守備も堅かった。やはり、野球はディフェンスからだと改めて思わされた試合でした。

欧州代表は、決して実力不足ということではありません。前日の試合では平良海馬や森下暢仁、山下舜平太などの一線級エースに力負けすることなくバットが振れていたし、スペインを中心にオランダ・イタリア・チェコ・ドイツなど欧州各国の優秀な選手が過不足なく集められていたのを随所に感じました。欧州一国の単独チームであれば、まだまだ差がありそうですが、欧州連合として合体すると、なかなかのチームが出来上がります。実際、パーフェクトゲームと言っても得点は2対0の僅差でしたし、日本が奪った2点ともが内野エラーが絡んだもので、展開のあやによっては結果がどうなっていたか、わからなかったように思います。

これを機に、人的な交流が盛んになれば良いなと感じました。野球はやっぱり面白いです。