新人王の有資格者は、入団5年以内となっています。
5年だと、高校卒業の場合は大学から入団して一年経過した選手が同期です。これが佐々木朗希の世代。2019年ドラフトで高卒選手として指名され、現在一軍に名を連ねているのは、以下の面々です(成績は昨季のもの)。
【投手】
佐々木朗希(ロッテ1位)15試合7勝4敗 防御率1、78
宮城大弥(オリックス1位)22試合10勝4敗 防御率2、27
奥川恭伸(ヤクルト1位)一軍出場なし
横山陸人(ロッテ4位)38試合2勝3敗1S8H 防御率5、26
玉村昇悟(広島6位)9試合3勝1敗 防御率4、96
【野手】
森敬斗(DeNA1位)9試合 14打席2安打 本塁打0 打率.167
石川昂弥(中日1位)121試合 464打席105安打 本塁打13 打率.242
黒川史陽(楽天2位)9試合 24打席2安打 本塁打1 打率.091
紅林弘太郎(オリックス2位)127試合 482打席122安打 本塁打8 打率.275
井上広大(阪神2位)13試合 37打席8安打 本塁打0 打率.229
韮澤雄也(広島4位)45試合 55打席7安打 本塁打0 打率.140
岡林勇希(中日5位)143試合 633打席163安打 本塁打3 打率.279
長岡秀樹(ヤクルト5位)135試合 488打席101安打 本塁打3 打率.227
武岡龍世(ヤクルト6位)84試合 178打席35安打 本塁打1 打率.219
ここに掲げた面々は、3/6のブログに書いた今年大卒2年めとなる選手たちと高校時代の同期ってことになります。スケールの点や育成の進み具合を比べて、高卒で直ぐに入団した選手たちに軍配を上げざるを得ないってことが分かりました。本気のチーム作りは、高校野球からの指名に限る。そう思います。
さて、ロッテオリオンズのプロスペクト一番手は、2022年のドラフト一位 菊池吏玖投手です。昨年は故障で出遅れたまま二軍で塩漬けにされておりましたが、オフに台湾で武者修行するなど今季にかけています。専修大学時代には4年間の通算防御率0、93ですからね。コントロールの良さは折り紙付きです。
野手からは、2020年育成ドラフト3位で開星高校から入団した山本大斗外野手を選びました。昨季、イースタンリーグで9本塁打、その前の年は12本塁打を記録した長打力に期待です。右打者ながら右中間への打球が伸びるところが魅力です。