競馬をやってる人のほとんどは、トータルすると負けています。
それは、払戻しの割合が競馬法によって70〜80%の範囲であると決められていてからです(単勝と複勝は80%、三連単は72、5%)。
ノミ屋が横行するのは、手軽であるとかツケが効くってのもありますが、何より配当に色がつくとこが魅力でしょう。胴元に経費がかかりませんからね。その分を少しだけ上乗せするわけです。もちろん、違法なので捕まりますけど、そもそも畜産業の振興を名目に、農林水産省が25%をピンハネしてること自体が犯罪っぽい。商売としては、ノミ屋の方が顧客寄りだとさえ思ってしまいます。
警察庁管轄のパチンコやスロットは、店にもよるものの大体が80〜85%。競馬と比べれば、だいぶいいように感じてしまいます。それでも、店の勝ち。出血大サービスなんてウソです。
麻雀は、胴元が存在しないので、ショバ代を別だとすれば、還元率100%と言える。賭けちゃダメですけどね。
つまり、ギャンブルの勝率を単純計算すれば、麻雀→パチンコ→競馬となるわけです。
ちなみに、国土交通省管轄の競艇や経済産業省管轄の競輪の還元率は、75%と横並び。そう考えると、警察庁は良心的です。どこがやねん?
ところが、もっと酷いピンハネがありました。
それは、総務省が管轄する宝くじです。これが何と46、7%。当たらないわけです。75%の競馬だってなかなか当たらないんだから。
妻夫木聡や今田美桜は、よくないよ。夢の拡大解釈詐欺の片棒担ぎです。ってか、彼らは全然買っていないような気がします。
真摯に商品説明をするならば、最初に還元率のことを言わなきゃねぇ。
コンプライアンスって、そういうことだと思います。