都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ロボット審判

みなさんは、野球の球審をやったことがあるでしょうか?

私は、草野球ながらも補欠だったので、ベンチで座っているよりもゲームに参加している気分になれるため、進んでその役を買っておりました。

プロだろうが草だろうが、球審はやることがたくさんあります。

ストライク、ボールはもちろん、アウトだセーフだ、ファールだヒットだ。油断してると、打順抜かしをするチームもあるので、背番号チェックも怠りません。

だけど、何と言ってもストライク・ボールの判定です。

左右は分かりますよね。問題は高低です。公認野球規則では、こうなっています。

「ストライクゾーンは、打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである」

子供のころは、上限が脇の下だと教えられていたけど、もうちょっと下でした。それでも、トラブルなくゲームが進むのは、投げる方も大体でやっているからで、そんなに気にしていないから。と言うか、試合展開によって、負けてる側に有利なジャッジをするってのが暗黙知だったように思います。それは、プロ野球でもあるような、ないような?

 

韓国プロ野球が、今季から「自動投球判定システム(ABS)」いわゆる「ロボット審判」を導入しました。2軍では20年8月から導入していたと言いますから、満を持してのスタートと言えるでしょう。この流れは、止められません。旧世代に対して反抗的だとしても、機械的なものの前では妙に素直に従うのが新しい人たちです。NPBの導入も時間の問題と思われます。

そうなると、審判の存在意義は薄れます。リクエストなる映像VTRによって、判定を反故にされることだってあるわけですから。それって、相撲の行司に似てますよね。物言いがついて、差し違いとなる感じ。なんか、やりたくないわ、その仕事。

いっそ、本当にロボットにするかもしれませんね。ファミレスみたいに。決めポーズを工夫すれば、それはそれで面白いかもです。