都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

パワハラ③

「えーっ、過去は過去としてですねー、我々は前を向いてやっていこうと…リーグ戦も始まることですし、みんな仲良くですね。私ですけど、自分のことは自分でやります。タバコ買って来いなんて言わない。アッ、吸いませんけどね、タバコ。……。あと、呼び方なんですけど、私はみなさんのことを“さん付け”にします。呼び捨てなんて、とてもとても。おかしいと思ったら、びしびし指摘してください。すぐに直しますから。それと、試合中のサインですが、キャプテンと相談してから決めますので、ちょっと時間がかかっちゃうかもしれないけど、ご承知おきください。勝手に判断はしませんから、ご心配なく。そうそう、ベンチ入りのメンバーは、みなさん、話し合いで決めるようお願いします。とにかく、私はみなさんの意見を尊重いたしますので、至らぬ点は遠慮なくご指導いただければと思います」

…なんて挨拶を選手にしたんでしょうか、法政大学野球部の新監督は。
いろいろ噂のあった金光前監督は、部員からの嘆願書によって辞任に追い込まれました。
昔、阪急ブレーブスの西本監督は、選手に対して信任投票を実施し、一人でも付いていけないという者がいたら辞めるとタンカを切ったことがありますが、選手側の総意として辞任勧告されたのは、前代未聞の出来事です。
女子柔道の監督問題が影響したんでしょうね。
だけど、企業では、随分前から話題になってました、パワハラ問題。
なので、今どきの上司は優しい、優しい。
でもって、ストレスが溜まっているのであります。
スポーツもか…これから増えるぞ、辞めさせられる監督たち。


これからの指導者は、言葉でもって、引っ張っていかなきゃいけません。
だから、アホだとダメです。
引っ張るものがないから。
たくさんの本を読まなきゃねぇ。