厚生労働省の上司が、元部下に対して異動の可能性があるとウソの人事情報を伝え、それをもみ消すために現金100万円を受けとったという事件があったそうです。
裏口入学ってのは聞いたことがあるけど、職場の人事に裏金があると思う人がいるのが信じられません。被害者である部下は、54歳だとか。100万円あれば、200回は楽に飲めます。『養老の瀧』であれば、400回。だったら、普通飲むでしょう?転勤します。いや、そんな判断力だから、いつまでたってもうだつがあがらないのでしょう。ダマされた側もたくさん失いました。それに、今後この人を動かすのは難しいでしょうね。
しかし、深読みすると、通常の会社にない常識が、厚労省にはあるのかも。
だからこその停職三ヶ月の処分。「人事権がないのに、ったくぅ」という声が聞こえてきます。
じゃあ、人事権があったらいいんだ。なーんて、思われちゃう。だめだね、こりゃ。
企業内で、「地方へ飛ばす」なんて言ってたのは昔の話です。
今どきは、異動が決まって喜ぶ社員も多い。それは、給料のベースが同じだからです。
地方で暮らせば、実感的な収入が1.5倍なんてこともあるのです。
カープの選手が年俸に釣られ、ジャイアンツに移っていったりしますが、二倍もらっても生活は大して変わりません。そういうものです。
本日、近所の畑を借りる約束を交わしました。家庭菜園レベルの小さなものですが、聞けばいろいろ大変そうです。まずは、大根と大葉。いよいよ憧れの自給自足です。