毎週日曜日は、地元菊川の小日本ふるさと市で、漬物用の新鮮な野菜を調達します。
このとき、ラジオを聴きながらというのが行動パターンなのですが、何せこのあたりは電波事情が悪く、選択肢なし。FM山口が発信する微弱なメッセージを辛うじて受け止めております。
だから、板さんのお任せとなる。
と、普通ではあり得ないようなものを食することだってあるんです。
それが、なんとかの科学がスポンサーとなった宗教番組。
全国ネットで30分にわたり、教義を聞かされるのです。
私はいわゆる新興宗教に、全く興味が湧きませんし、むしろ嫌悪感のようなものさえある。
だけど…
結構、いいこと言ってるんですね、この番組。
私が社員教育で話しているようなこと。
あるいは、道徳の時間に先生から聞かされるようなこと。
いつも正直であれとか仕事は愛であるとか人の生活を妬まないとか、そりゃそうだ。
全くそのとおりで、心が洗われます。脳まで洗われないようにしなくっちゃ!?
心や身体が弱っているときに、こういうものに出会うとイチコロだってこと、分からなくはありません。
そうかそうか、ラジオは有効な媒体ですね。
勧誘する人は、「それじゃ、ラジオを聴いてみてください」って使うのでしょう。
税金を払う代わりに、こんなお金の使い方をしているのであります。
言ってることは正しいんだけど、なんだかなぁ。
田舎暮らしは、過酷な自然と対峙するので、神頼みが多くなります。
特に一次産業は、どうしようもない大きなチカラに支配される。
だから、神社やお寺、それに寄進すること、労働奉仕、村祭り…大事だってこと、理解しました。
なるほどねぇ。