高校将棋部の二年後輩にMという男がおりました。
彼は、将棋部顧問の英語教師の息子で、いかにもという賢い顔をしており、実際、学力優秀で成績は学年トップクラス。
将棋も強く、彼が三年のときに、団体戦で全国優勝するほどでありました。
その強い彼が、個人戦には出場しないと決めていたのが強く印象に残っています。
理由がふるっていて「トーナメントは必ず負けるからイヤだ」と。
いるんですねぇ、どこまで負けず嫌いなんだ?
確かに多くの団体スポーツは、トーナメントのノックアウト方式なので、最後に負けて終える仕組みになっています。ただひとつ、優勝チームを除いて。
だから、学生時代のクラブ活動は、ちょっぴり悔いが残るような、切なくも甘酸っぱい思い出となるんですね。
その後、Mは医学部に進み、精神科のお医者さんになりました。
いかにもって感じです。
今年も夏の高校野球が始まりました。
こういうのも賭場を開いているんでしょうか?
こんな状況でも平然と賭けている人がいるのが信じられません。
もっとも、これだけうるさく言われていても、酒飲んでコンビニに突っ込む議員がいるんだから。
やれやれ。