都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

早慶戦

11月23日は、雨が降る可能性が低い「晴れ」の特異日だと言われています。

ラグビー早慶戦は、毎年この日に行われるようになりました。勤労感謝の日で休日だということもあり、両校のOBは旧交を温める機会だとしていて、試合後は神宮周辺のお店に集まるのが年中行事となっているようです。

昨日の一戦は、通算100回目となるメモリアルカードとなったため、いつもの秩父宮でなく、国立競技場での開催となりました。

会場を移す限り、秩父宮のキャパである24,800人を上回る集客が期待されたところ、それをクリアする27,600人が詰め掛けました。

私は、新装された国立競技場(収容人員68,000人)が初めてで、ワクワクしていましたが、案に違わず素晴らしいデザインで、共鳴する歓声が余計に試合を盛り上げる構造に、思わず唸ってしまいました。

今どきは、羽田空港に繋がる航空機ルートにもなっているようで、時おり青空に浮かぶ飛行機が花を添えている感じです。試合とは関係ないけ箸休め的に空を見上げるのもまた一興であると思います。

 

さて、試合は先発メンバーに慶應が4人、早稲田が5人いる桐蔭学園出身者の活躍が明暗を分けました。

と言うか、花園で優勝経験があり、選抜チームにも選ばれた佐藤・伊藤・島本、それに矢崎が縦横無尽に動き回り、攻め手のバリエーションの多い早稲田がほんの少しスピード面で上回っていて、そのちょっとの差が意外に大きいということを思い知らされた感じです。

慶應側は、トライを取る決定力に欠けており、攻撃が単調になりがちでありました。

相手のいないところへ落とすキックでも、早稲田のほうに工夫があったと思います。

ともあれ、大観衆の中で行われるゲームは、ライブならではの臨場感で、大いに盛り上がりました。いっときも目が離せないってところ、野球と違うんだなぁ。トイレ、行けないのが問題だけど。

細かいプレーについては、家に帰ってNHKプラスで復習します。チケット6,000円は、なかなかの金額ですが、興奮を金で買ったというところでしょうか? 私にとっては、配当のない競馬みたいなものなのであります。