田舎の人は、焚き火が好きです。
燃やす場所がたくさんありますからね。
ついでにおイモを焼いたりします。
そのあたり、都会じゃあり得ませんから、ちょっと戸惑ったりします、焚き火好き。
平成24年度の消防庁データによると、出火原因別の火災件数は以下のとおりとなっております。
<東京都>
1位 放火 1,412件
2位 タバコ 715件
3位 こんろ 584件
4位 配線器具 315件
5位 電気機器 200件
<山口県>
1位 焚き火 77件
2位 タバコ 57件
3位 こんろ 33件
4位 放火 29件
5位 放火の疑い 22件
ちなみに東京都の「焚き火」は56件で第12位。
何でもアリの東京で、焚き火はイメージしにくいのです。
周南市で起きた連続放火殺人事件の容疑者は、長く神奈川県川崎市に住んでいた人で、郷里に戻ったものの、集落に全く馴染めなかったんだそうです。
男の家に張られていた「つけびして煙り喜ぶ田舎者」という狂歌は、斜に構えていた様子が窺えるものだけど、そういう面もなくはないと、ちょっぴり思うのでありました。