交替枠を使い切らなかったことと、練習でもほとんどやったことがないパワープレイを指示したことで、ザッケローニ監督が集中砲火を浴びています。
サッカーでは、負けたときの責任が見えにくいので、選手よりも監督に対しての批判が強くなるわけで、歴代、誰がやったときも、同じような感じになりました。
そんな意味では、日本人よりも外国人が一定期間の契約のもとに、雇われて来るほうが、いいような気もします。
つまり、関係者が外にいるので、傷付く人が少ない。
だからこそ、しがらみがないので、全く新しい絵が描けるってこともあるでしょう。
そこで、参加32チームの監督とFIFAランキングを調べてみました。
(カッコ内は監督の国籍)
<A組> 3位ブラジル(ブラジル)
18位クロアチア(クロアチア)
20位メキシコ(メキシコ)
56位カメルーン(ドイツ)
<B組> 1位スペイン(スペイン)
14位チリ(アルゼンチン)
15位オランダ(オランダ)
62位オーストラリア(オーストラリア)
<C組> 8位コロンビア(アルゼンチン)
12位ギリシャ(ポルトガル)
23位コートジボアール(フランス)
46位日本(イタリア)
<D組> 7位ウルグアイ(ウルグアイ)
9位イタリア(イタリア)
10位イングランド(イングランド)
28位コスタリカ(コロンビア)
<E組> 6位スイス(ドイツ)
17位フランス(フランス)
26位エクアドル(コロンビア)
33位ホンジュラス(コロンビア)
<F組> 5位アルゼンチン(アルゼンチン)
21位ボスニア・ヘルツェゴビナ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
43位イラン(ポルトガル)
44位ナイジェリア(ナイジェリア)
<G組> 2位ドイツ(ドイツ)
4位ポルトガル(ポルトガル)
13位アメリカ(ドイツ)
37位ガーナ(ガーナ)
<H組> 11位ベルギー(ベルギー)
19位ロシア(イタリア)
22位アルジェリア(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
57位韓国(韓国)
32チーム中外国人監督を起用しているのは14チーム。
どちらかといえば、下位のチームでありました。
面白いのはコロンビアで、コスタリカ・エクアドル・ホンジェラスと近隣の三ヶ国に監督を送り込んでおり、レベルの高い地域でも、戦術面をリードしていることをうかがわせます。
もっとも、当のコロンビアを率いるのは、アルゼンチン監督なんですけどね。
この世界で生きていくためには、国外での経験値が大きいのでありましょう。
いつか、日本人が海外の監督にってことも…。
順番が逆かぁ?