都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ピーターの法則

会社で仕事をしていると、いろんな指示が飛んできます。
中には、無理難題もあります。ちょっと、おかしいぞと思うようなことも。
しかしながら、受けてしまった命令は絶対です。
それに従わなければ、会社じゃなくなってしまうから。

さて、指示を受けた管理職は、部下にそのまま伝えてはいけません。
簡単な内容だったらいいんだけど、それがちょっと首をひねるような案件であれば、部下が納得するように言葉を選ぶべきなのです。「社長が言ってるから、やれ」では、管理職の意味がない。
ここのところ、理解していない人が、大勢います。だから、それ以上には、エラくならない。何故って、いなくても同じだから。

管理職の大切な役目は、通訳なんです。
何故、それをやらなければいけないのか?それをやることで、どんなメリットがあるのか?そのことで、どう変わっていくのか?どんな影響があるのか?
そういうことを含めて、部下の理解度に合わせて、分かるように話すのが、管理職の大事な仕事です。


昔、読んだビジネス書に『ピーターの法則』というのがありました。
それは、「ビジネスマンは、その人が無能だとされるまでは出世し続ける」というものでした。
つまり、有能な人は、さらにエラくなっちゃうけれど、無能だと評価されれば、そこで止まってしまう。だから、上司が無能に思えるのは仕方がないことだ、と。そんな内容だったと記憶しています。

クスリを出すだけの内科医みたいな管理職は、意外と多いのであります。