都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ち・が・う・だろー!

先日、パワーハラスメントセミナーを受講しました。
セクハラに比べると、パワハラ判例については微妙なものが多く、判断が難しかったです。
ただし、はっきり言えることは、普段のコミュニケーションが大切だということで、一方通行だと不満が溜まるという当たり前の結論ではありました。
  
いくつか、印象に残ったことを並べておきます。

  ・叱ること自体がハラスメントに繋がるわけではない。
  ・あえてパワハラを定義するならば、職場環境を悪化させる行為だとなる。
  ・何がいい、悪いに言及するならば、民法に規定されている「不法行為」に該当するような不適切な指示・言
  動をするなということで、当然といえば当然のこと。
  ・判例では、「毎日、同じことを言わせるな」
         「申し訳ない気持ちがあれば、変わっているハズだ」
         「辞めればいい」
         「反省しているふりをしているだけ」
         「何故、怒られているかが分かっていない」
     なんていうことばが不法行為と認定されており、切り取って読むと、なかなか危なっかしいなとも思う。
  ・言い過ぎ、やり過ぎの言動は、常に冷静に振り返る習慣づけが必要。
     (やり過ぎたと反省したら、すかさずフォローする)
  ・やり過ぎたときのためにも、アリバイ作りとして、普段からホメる習慣を持っておくことが大事。
  ・部下をホメるのが苦手な人は、まず、自分を1日10回以上ホメる習慣を持つ(ホメ言葉を増やす練習)。
  ・次のステップとして、部下を5回ホメてみる。最初は、声に出さず、心の中でもよい。
  ・社内でパワハラ事件が発生したならば、事実の把握ではなくて、二度と起こらないように防止策を講じること
  が重要。それは、セクハラ・マタハラについても同じ。

ハラスメントについては、自分がどう考えるかというよりも、相手がどう思っているかが重要だとのこと。
時代は変わっているのであります。