セクハラに比べると、パワハラの判例については微妙なものが多く、判断が難しかったです。
ただし、はっきり言えることは、普段のコミュニケーションが大切だということで、一方通行だと不満が溜まるという当たり前の結論ではありました。
ただし、はっきり言えることは、普段のコミュニケーションが大切だということで、一方通行だと不満が溜まるという当たり前の結論ではありました。
いくつか、印象に残ったことを並べておきます。
・叱ること自体がハラスメントに繋がるわけではない。
・あえてパワハラを定義するならば、職場環境を悪化させる行為だとなる。
・何がいい、悪いに言及するならば、民法に規定されている「不法行為」に該当するような不適切な指示・言
・あえてパワハラを定義するならば、職場環境を悪化させる行為だとなる。
・何がいい、悪いに言及するならば、民法に規定されている「不法行為」に該当するような不適切な指示・言
動をするなということで、当然といえば当然のこと。
・判例では、「毎日、同じことを言わせるな」
・判例では、「毎日、同じことを言わせるな」
「申し訳ない気持ちがあれば、変わっているハズだ」
「辞めればいい」
「反省しているふりをしているだけ」
「何故、怒られているかが分かっていない」
なんていうことばが不法行為と認定されており、切り取って読むと、なかなか危なっかしいなとも思う。
・言い過ぎ、やり過ぎの言動は、常に冷静に振り返る習慣づけが必要。
・言い過ぎ、やり過ぎの言動は、常に冷静に振り返る習慣づけが必要。
(やり過ぎたと反省したら、すかさずフォローする)
・やり過ぎたときのためにも、アリバイ作りとして、普段からホメる習慣を持っておくことが大事。
・部下をホメるのが苦手な人は、まず、自分を1日10回以上ホメる習慣を持つ(ホメ言葉を増やす練習)。
・次のステップとして、部下を5回ホメてみる。最初は、声に出さず、心の中でもよい。
・社内でパワハラ事件が発生したならば、事実の把握ではなくて、二度と起こらないように防止策を講じること
・やり過ぎたときのためにも、アリバイ作りとして、普段からホメる習慣を持っておくことが大事。
・部下をホメるのが苦手な人は、まず、自分を1日10回以上ホメる習慣を持つ(ホメ言葉を増やす練習)。
・次のステップとして、部下を5回ホメてみる。最初は、声に出さず、心の中でもよい。
・社内でパワハラ事件が発生したならば、事実の把握ではなくて、二度と起こらないように防止策を講じること
が重要。それは、セクハラ・マタハラについても同じ。
ハラスメントについては、自分がどう考えるかというよりも、相手がどう思っているかが重要だとのこと。
時代は変わっているのであります。