都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

DM

Mという社員研修の会社があります。
当社で、数年前に数名がお世話になった経緯から、管理職セミナーへお誘いのDMが送られてきました。
たまたまそういうのを探していたこともあって、申込み手続きをとったところ、受講証と一緒にいろいろなアプローチちらしが同封されておりました。
たとえば、「若手社員向けのセミナー案内」「今回のセミナーへの社長無料招待状(父兄参観のイメージ)」「受講前に読むべきオススメ小冊子(社長からセミナーに行けと言われたときに読む本)」などなど。

こうした案内を重ねる目的は何か?

それは、この会社のことを考える時間を多くすることです。
私は以前、社員研修の会社をやっていましたが、こういう発想はありませんでした。
講演の依頼をいただくと、そのことだけにすべてを集中し、終われば、そのうちまた呼んでくれというだけで、次へつなげていく努力が少ない。拡げていく工夫も全然でした。
中身は、結構、良かったんですよ。でも、それを膨らませる発想が乏しかった。

夢中になってバリバリ働く営業マンが大勢いれば、何の心配もありませんが、実際には、必要最小限でギリギリの仕事をしている会社がほとんどです。
だから、営業以外の社員が、その代わりができるツールを持つ。あるいは、請求書などを送付する際に、同封するだけの案内物を用意することが大切になってくるのです。

外から見ていると、よく分かるんですけどね。