昨年の都道府県別平均寿命で、滋賀県が男性一位、女性四位と躍進しました。
これまでは、PPK(ピンピンコロリ)を標榜する長野県が、その健康増進政策を通じてトップを独走しておりましたが、滋賀県では、県民の食事や生活習慣に関するデータを集約し、その結果を「健康への1%投資運動(一日24時間の1%にあたる15分を散歩や体操の時間に充てる)」として、県民全所帯へ周知することで、この結果へと導いたのです。
50年前は、全国平均以下の平均寿命だったといいますから、たいしたものです。
お役所の仕事としては、データを集計して公表し、それで終わりというところがほとんどなので、こういう事例を見たときに、県知事がどう思うかが、きっと重要なんでしょうねぇ。