都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ジレットモデル

髭剃りのジレット社が、柄は安く提供して替え刃で設けたところから、本体の価格を抑えて消耗品で儲けるビジネスモデルを『ジレットモデル』というんだそうです。
プリンターのインクもそうですよね。本体価格は安いんだけど、純正品のインクは高い。

ところが、エプソン社が東南アジアへビジネス展開したとき、分厚いカベにぶち当たりました。
現地では、改造業者が勝手に外付けのタンクを作り、それにインクを注入して売っていたからです。
そこで、エプソン社は発想を転換し、大容量インクタンク搭載プリンターを自社で開発しました。
それまで、個人で大量に印刷する場合、レーザープリンターがいいですよと売っていたわけですから、そういうメーカーは、おいそれと方向転換できません。
しかしながら、エプソン社は違う。
同社がレーザープリンターの販売構成比率が低いという弱みが、逆に強みとなったのです。


儲かっている会社とそうでない会社の違いは何か?
それは、うまくいっていないときに、やり方を変えるかどうか、です。
当たり前なんだけど、意外にできない。そういうものです。
  何かがうまくいかないときに、それを乗り越えるため、どうすればよいか考える。味わい深い事例でした。