都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

サウスポー

永久保存といえば、毎年この時期に発刊される『週刊ベースボール』です。
なぜなら、その年のプロ野球選手が写真と前年の記録付きでいち早く紹介されるもので、長いシーズンオフで情報に飢えたファンがこぞって買い求めるのが、この特集モノなんです。
ずっと取っておくと、いろんな変化を定点観測できますからね。

特集の中では、出揃ったデータを集計しています。
ポジション別血液型だとかチーム別平均身長だとか出生地都道府県ランキングだとか。

そんな中で、興味深いのが利き手の話です。

  右投げ 79.08% 左投げ 20.92%
  右打ち 59.65% 左打ち 38.23% 両打ち 2.12%

もともとの利き手は、投げるときに表れますから右利きの人が約八割ってことなんでしょう。
日本人の平均は、88%ぐらいだそうなので、多いですよね。
縦書きに不向きなので、左利きが矯正されるってこともあるんでしょうけど、野球の場合、一塁ベースが近くなることもあって、この才能がプラスに作用します。
もう一つの理由は、左投手が少ないこと。
両打ちも含め、打者の四割が左バッターというのは、同じ利き手は投手有利という理屈からいって、当然なんですね。

最近は、甲子園でも左バッターだらけのチームが増えてきました。
それは、指導者が『巨人の星』読者の年代だからと睨んでおります。違うかな?