都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

監督

春の選抜高校野球に地元下関の早鞆高校が選ばれました。
物心がついて、野球に興味を持ったときに、覚えた難しい漢字の代表が「鞆」でした。
夏の大会で準優勝したのが昭和39年で、当時小1でしたから、辻褄が合ってますね。
あのころ、なんとか商業や工業ばかりが出ていましたから、早鞆って名前が新鮮で、ノートで練習したのを覚えています。
あの早鞆高校がねぇ。

大越基監督は、高校時代に仙台育英で準優勝した投手でした。
その後、早稲田大学へ進むも、一年で中退。
アメリカへわたってマイナーで腕を磨き、外野手に転向してダイエーホークスに入団しました。
プロでは、守備走塁要員で一軍半といったところ。
引退後、教員免許取得のため東亜大学へ入学、2009年から早鞆高校の指導者となったのです。
うーん、すごい人生ですね。
見えるものが、たくさんあるんだろうなぁ。
こういう監督のもとでプレーできる選手は幸せです。


『これだけで組織は強くなる』(野村克也・渡邉美樹著、角川書店)を読んでいたら、すごいですよ、渡邉氏が理事長を務める高校野球部監督に野村氏を招こうとしていて、まんざらでもない様子。
ただし、高校野球の掟にプロを辞めてから四年以上が経過しないとダメっていうのがネックなんだそうです。
プロ野球選手の再就職先としては、アマチュア野球の指導者が最適なんですけどね。
昔から比べれば、随分良くなったとはいえ、意地悪みたいなルールがたくさん残っているのは事実です。

橋下市長にでも頼みますか?