ひと昔前、子供たちの間で流行したのが、ビックリマンシールです。
これは、ロッテ製菓のチョコレートに付いたオマケで、なんだかよく分かんないけど、たくさん集めたくなる仕組みだったらしい。
子供が目当てのシールだけを抜き出し、チョコレート菓子を捨てる事例が多発して、そういう食べ物を粗末にする行為はいかがなものかと社会問題となったのを何となく覚えています。
本体のお菓子よりもオマケに付加価値を持たせる。
考えるもんだなぁと思いました。
近年は、コピーの問題が大きく、ミュージシャンがいい楽曲を創っても、CDが売れないという状況が続いています。
なので、これも考え抜いた末なんでしょうね、オマケを付けました、握手券。
普通のタレントは、ライブ終了後にサイン会などで、会場でのCD販売とセットで無料でやっているようなことなんだけど、AKBの場合は、CDに握手券をくっつけるという知恵を捻り出しました。
これによって、ファンはCD代金とコンサート入場料を払い、ようやく手が握れるわけです。
ニュータイプの風俗。
冷静だったら、行きませんけどね、そんなとこ。
娑婆には、その金額で、もうちょっと楽しいことがあると思うんだけど…?。
ナントカ48みたいなアーティストを使っていく場合、関係者が目茶苦茶多いので、その経費もバカにはならず、大きく稼ぎ出すような絵を描かなきゃならないのです。
ギャラのほかに、アゴアシ(食事代と交通費)だって、桁が違いますから。
頑張っている割には、実入りが少ないビジネス、そんな気がしています。
中にはCDを大量購入して、握手券をネット販売し、本体を中古屋に引き取ってもらうという輩もいるんだとか。
逞しいねぇ。
そのうち、もっと違う目的の券を付けたりするんだろうなぁ??