都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

モノノフ

今ごろ何言ってんのって思われるかもしれないけど、ちょっとだけももクロにハマりました。

普通の生活をしている高齢者は『楽天トラベル』のCMぐらいしか接点がないんだけど、『あちこちオードリー』にゲスト出演しているのを見て、YouTubeで歌っているのを聴いてみたんです。

やっぱりね。絶対CDなんか買う気がしない音楽性の低さですが、底抜けの笑顔と元気がスゴい。(笑顔➕元気)✖︎4。

なんとか48だと、無機質な感じしかしないんだけど、ももクロの場合、全員がアンミカみたいになっています。だから、パワーがグイグイ伝わってくる感じ。なんでしょう、全てのマイナスの感情を乗り越えた空気感は、過去のアイドルで味わったことがありません。強いて挙げるならば、ヒット曲無しだけど解散しないキャンディーズに近いか?

メインの料理がなくて、大皿料理のバイキング方式。質より量で迫ります。

トークについては、自己完結させず、それぞれをフォローするガヤ芸人スタイル。お笑いの人と相性がいいのは、そのせいでしょう。抜群の反射神経で、どんな球でも打ち返します。メンバー紹介のキャッチフレーズに見られるマンネリ感も、お約束のギャグパターンでお笑いっぽい。

おそらくは、何度も練習を繰り返しているんでしょう。野球で言えば、カバーリングが完璧なフォーメーションが染み付いているってこと。お互いの次の動き、次の喋りが見えています。田中将大をはじめ、プロ野球選手にファンが多いのも分かります。球場を埋める大勢の観客に向けてのパフォーマンスはスポーツに通じるのかも。騒々しさに騒々しく応える。プロは繰り返しであると。

そして、表情も動きも大きいのも特徴的です。テレビサイズじゃなくて、大きなカゴが似合うコストコ風なタレント。コストコだから、いちいち握手なんかしない。まとめ売りなのでボソボソ喋らない。そういう秋葉原っぽくないってとこが、人気を支えているような?

う〜ん。分析すると、アラが目立ちます。

だけど、欠点よりも長所に目を向けるのが、モノノフの使用上の注意だと思います。

モノノフねぇ。そういう印象操作もマーケティングの匂いがぷんぷんします。実は事務所がスゴい、それがももクロなのであります。