都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

天パー

その昔、『パパと呼ばないで』というテレビ番組があって、毎週欠かさず観ていました。
ご存知天才子役杉田かおるのデビュー作で、それはもう可愛かったんだけど、それにも増して目立っていたのが、怪優石立鉄男の存在感でした。
セリフ回しがいちいち大げさながら、不自然に感じさせない。
そのうちに、その人がホントにいるような気持ちにさせてしまう個性の強さでありました。
常に軽い興奮状態、いわゆるテンションの高さを維持する人は、現実にもいるわけですが、それを芸として高めていたのが凄い。
他に似たような役者はいなかったように思います。

ところが、朝ドラの『まれ』で見つけました、石立二世。
それは、お父さん役の大泉洋です。いいですね、あの振り切った感じ。
ほとんどの男性は、スーツ姿が似合うものなんだけど、正装がイメージできないのは、多分髪型のせいでありましょう。
セリフを言わされている感じがしないこの人は、大泉洋自身を演じているわけです。
プロなんだなぁ。