都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

素直力

カープ優勝に乗っかって、いろんなものが売れています。
いわゆる便乗商法。
出版業界は、ここぞとばかりに知恵を絞ってますね。
文藝春秋社の『ナンバー』が欲しいんだけど、コンビニレベルでは、なかなか手に入りません。
先日、広島の出張から帰ってきた友人が、お土産だと言って、読み終えた新聞を差し出しました。
これが『日刊ゲンダイ』みたいな厚さのタブロイド紙で、カープ優勝記念号だそうだけど、値段がなんと380円。ボリますねぇ。5分で読み終わりました。

記事の中には、緒方監督の嫁さん(元タレントの中條かな子)の手記が珍しくて目を引きました。
「パパ、おめでとう」って感じで。
今年のカープは、いろんなことが垢抜けて、ひと味もふた味も変わったのだけれど、中でも昨年から大きく変わったのが、監督の采配です。
作戦面では、犠打を多用しないとか左右に惑わせられないとか打順を固定するとかいろいろありますが、何と言っても違ってきたのが、取材に対するコメントです。
つまり、選手を悪く言わなくなったということ。
昨年までは、愚痴っぽく、あのときこうだったらなんてのが目立っていたけれど、娘に怒られたんだそうです。
監督と選手の間には、信頼関係があって、そのコメントが期待をこめたものだというのが分かっていたとしても、そういうのが記事として出てくると、読んだ人は違った受け止め方をするものだと。
その選手には、家族がいるわけだし、ファンだって言葉のウラは分かりませんからね。
娘からのキツいひとことで、反省したんだそうです。
それで、コメントが変わりました。なるほど、家族の支えって言いますが、ありがたいものであります。

こんな感じの話は、石井コーチのブログでも読んだように思います。
単身赴任などで、いろいろ苦労を重ねた彼も、娘からいろいろと教わったと。

そう、カープの首脳陣は、素直なんですね。
何でもじゃないかもしれないけれど、そういう感性があちこちに見られます。
FA権を手に入れても、他球団に行くことはない。
お金の問題で、ごちゃごちゃ言わない。
そういうのを見せない。
先輩を手本として、秩序を守る。
仲良しクラブだと揶揄されるほど、ベンチに一体感がある。

素直っていうのは、性質というよりも能力だと思います。
残念ながら、私は素直じゃないんだけれど、成功している人の多くは、ビックリするほど素直だと。
また、素直にさせてくれるような人が、周囲に恵まれていると。
そう思います。


これから、熱い闘いの10月を迎えます。
楽しみだねぇ。