都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

U18ベースボールW杯

朝からU18日本代表の試合をやっており、釘づけになっておりました。
サッカーと違って、野球は国際試合が少ないので、貴重な機会となります。
今回は、史上最強打線と前評判が高く、期待も大きかったのですが、相手も決して力の差があるわけでなく、また、不慣れな環境、ストライクゾーンの違い、木製バットの使用などが、いろいろ影響し、マイナスに作用しているように思われました。

まずは、バット問題。
甲子園では、強く振りぬく打者が多く、ホームランが量産されておりましたが、カナダでは打球がことごとく詰まった感じ。勢いがありません。
本来は、スモールベースボールだったハズが、いつのまにか、バントを使わない戦術が主流となり、日本の野球が荒っぽくなっています。

そして、審判の判定について。
ピッチャーにとって、低めと外角が甘いので、コントロールがアバウトだけど、パワーピッチングが主体のアメリカ・カナダ・オーストラリアには、有利に働いているよう感じました。
日本だって、同じ条件だとはいえ、今回のチームは打撃本位で選考されていますからね。
僅差を守りきるような発想のチーム作りじゃないってこと。

もう一つは、監督の問題。
なんとなく、日本チームは管理をし過ぎているように見えました。
指示を仰ぐため、一球ごとに打席を外すので、時間がかかってしょうがない(この試合は4時間近くやってました。まるでプロ野球並み)。
リズムの悪さが、プレッシャーを呼び込んでいるような気がします。
ほとんどの選手が主将だったり、中心選手だったりしますから、任せられるのに慣れているとしても、縛られるのは苦手なハズ。
雰囲気作りは、監督の重要な仕事なのであります。
いい選手が集まっているとき、起用をめぐって動きすぎるとよくないってことは、さんざん見てきました。
イニング途中で投手交替させるたびに、プライドを削っていくような気がしました。