その昔、会社の同僚四人で居酒屋に行った翌日、三人が腹痛を起こして休むということがありました。
絶対にそうだという確証はありませんが、おそらくは「鮟肝」が原因であったと思われます。
そんなとき、無事(?)に生還した私は、もごもごと言い訳します。
「あっ、オレはほとんど箸を付けなかったから」
一人だけ違うってのは、なかなかやっかいなもので、ポジティブとネガティブがぶつかり合ったとき、普通はネガティブに押し切られる、ような気がします。
誰かが「マズい」って言ったものは、なかなか「オレは美味いよ」などと食べ続けられるものじゃありません。
大磯の中学校の給食で、大量の食べ残しが出て問題となっておりますが、育ち盛りのおなかが減った子供たちが、食べ残している状況は、イジメにつながるイヤな話だなぁと思います。
どうすれば、もっと美味しくなるか?追求する視点が欠けていたとしても、腐っているわけでもないのに、食べないで捨てるなんて、考えられない。
作っている人は、さぞかし傷ついていることでしょう。
報道する側も、残す方にも非があるって姿勢で臨めないものなのでしょうか?