都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

胴上げ

人生の中で、一度でも胴上げされた人って、どのくらいいるのでしょうか?
たとえば、それが野球だとしても、監督じゃないと、なかなか持ち上げてもらえません。
それが、二年続けて、となると。
ホントになかなかいないのです。

カープが二年連続でリーグ制覇しました。
セ・リーグでは、2012年から14年にかけてジャイアンツが三連覇しておりますが、最近ではこの連覇することが、セ・パ共に難しくなっています。

なぜでしょう?

それは、優勝争いをするチームが、中継ぎ投手を酷使するからです。
近年の野球では、一人の投手が9回を投げ切ることが少なく、勝利の方程式とやらで、7回ぐらいから1イニングずつを3人でまかなうというのが、定石となっております。
先発投手は、中6日ぐらいで優遇されるけど、リリーフ投手は、連日のお座敷。
起用する首脳陣に配慮がないと、登板過多となって、次のシーズンに影響が出るってことです。

使う側は、根性第一の昔の野球で育ちましたからね。
にも関わらず、ゲームプランは現代風。
個人の意思を尊重するって言ったって、「どうする?」って聞かれりゃ「行きます」って答えるし。
ここで、マネジメント能力が問われるのです。

もっとも、それを上回る選手層の厚みがあれば、いいんですが。
打者はいいとして、投手をどう使っていくか?
いや、どうやって、負け試合を作っていくのか?
センスが問われているのであります。