都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

代償

ミステリー小説の醍醐味は、前半のさりげない描写の中に事件の核心にせまるようなヒントが隠されていることに気づかされたときにあります。あー、そういうことだったんだぁーと、ニヤリとする。その回数が多いほど、やられた感が強くなり、満足度が上がるわけです。伊岡瞬の『代償』(角川文庫)は、そんな仕掛けがたっぷり施されていて、ハラハラドキドキの一気読みでした。オススメです。