都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

三連覇の偉業⑦

緒方監督の一年目、試合後のインタビューで「今日は○○が試合を壊した」などと、評論家目線で選手を罵倒するのを聞いた娘に「その選手の家族も聞いているのだから、もっと気を遣うべきである」と指摘されたそうです。
以後、監督は人が変わったように、コメント内容が変化しました。
つまり、他責から自責の話になったのです。

そういうのって、阪神タイガースとは対照的ですね。
藤浪投手は、どうなってしまうのでしょうか?

コーチとの関係も極めて良好です。
権限移譲が見事にできていて、任せた限りは、余計な口出しをしません。
選手への直接指導なんてやってしまうと、その後の起用に差し障りが出るのは、何度も見ています。

戦術的には、非常にオーソドックス。奇をてらわないのがいいところです。
つまり、チーム力が上がった場合、監督は何もしないのが一番よく、打順や投手についても、いじくり回さないほうがいいのです。
ファミコンみたいな野球はダメ。
なぜなら、選手には感情があり、チーム内には人間関係があるからです。

今年のチームは、決して盤石ではなかったのに、これだけの差がついたのは、ひとえにマネジメント力の違いだといえるでしょう。
首脳陣の充実が進み、たとえ選手が流出しても、しばらくは安定した強さが続きそうです。