都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

いろり山賊

先日、東京から知人がやってきたので、『いろり山賊・玖珂店』へ連れて行きました。
『山賊』は、地元で評判の有名店で、山の中の広大な敷地に三種類の巨大な店舗を構え、大胆な鳥の丸焼きとでっかいおむすびがキャッチーな、インスタ映えの塊である一種テーマパークです。
東京でいえば、八王子にある『うかい亭』みたいな感じ。
それよりもっと、野性的とでもいいましょうか、とにかく楽しいところです。

夜に行ったのは、二十年ぶりでしょうか?夏休みなので、お客さんであふれかえっておりました。
食券を買い求めるために並ぶこと30分。
元飲食店経営者としては、まぶしい光景です。
ここのシステムでは、お客様が退店するごとに、新規を入れていく。駐車場のイメージですね。
ところが、入店してビックリ。
店内は、あきれるほどスペースに余裕があり、奥の座席は、使用できないようになっていました。
つまり、従業員の数が足りておらず、入店を制限することで全体のバランスをコントロールしていたのです。
人さえ足りていれば、現状の2~3倍は収容できるハズ。
人手不足ですねぇ、仕事があるのに、人がいない。
あんな場所だから、学生など若い労働力を引き込めそうにありません。
かくして、ほとんどの従業員は、50歳以上です。
あの店のお運びさんは、結構な重労働で、七輪を運んだりするので危険を伴います。
加えて、自然の中にあるため、歩きづらいことこの上ない。
向いていないのですよ、高齢者には。
帰るときに見ると、通路の途中に食べ終えた食器・残飯類が山積みです。
もはや、飲食店とは思えない…だけど、超繁盛店です。
興味本位で求人の検索をしましたが、それほど困っているようには見えません。諦めているのだろうか??
日本人のお運びさんは、肩を寄せ合って円形ドッジボールのように、重なった動きをしておりますが、そんなの注意しないんでしょうね、うるさく言ったら、辞めちゃうから。
  
こういう店こそ、外国人労働だよなぁと改めて思いました。
飲食店というのは、目先の業務に追われるので、2年先みたいなプランがなかなか立たないし、人材もいません。
採用したところで、教える仕組みが作れなかったり、適当な(教える)人材がいなかったり…
アレッ?
他人のことは、よく見えるのであります。