都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

夢を持ってはいけません

最近知り合ったベトナム人留学生に愛読書を尋ねたところ、『夢を持ってはいけません』(佐々木宏著・国土社)を挙げてきました。
自己啓発本です。
内容は、こんな感じ。

    夢を持ってはいけない。持つべきは目標だ。
    夢と目標の違いは何か?それは、日付が入っているかどうかだ。
    例えば、冷蔵庫に牛乳があって、机の引き出しに英語教材があったとする。
    牛乳は、賞味期限が来る前に飲むが、英語教材にはなかなか手を付けない。そういうことだ。
    毎日、郵便ポストに86,400円が届くとしたら、どうだろう。
    そのお金は、その日のうちに使い切らないといけない。どうする?
    計画を立てていないと、有効に使うことはできない。
    実は、この86,400という数字、一日の秒数だ。
    時間は平等にやってくる。それをどう使うかは、その人次第だ。
    目標を達成するために大事なことは「本気」になること。
    本気になるためには、目標に意味を与えること。
    英語がしゃべれるようになるんじゃなくて、しゃべれるようになって何をするかが見えていないとダメなん
    だ。
    努力を簡単に考えてはならない。
    例えば君がザルで水をすくって、バケツに水を溜めるようなことをしていたとする。
    気が遠くなるような作業だ。
    だけど、それを見ていて心を動かされる人もいる。賛同者が現れるかもしれない。
    ポンプを提供してくれる人が現れて、一気に作業が効率化することだってあるだろう。
    だけど、「努力を止めた時点で、すべての可能性がなくなる」のだ。
    エジソンはかつて、ある人から「あなたは物事を発明するまでに、何回くらい失敗を経験しましたか?」と聞
    かれ、 「私は失敗したことはありません。成功しない方法を発見したまでです」と答えたという。
    だから、若いうちに、たくさん失敗し、失敗に対する免疫をつけてほしい。
    その免疫は、若いうちにつけるべきだ。

こんな本を、図書館で見つけ、日本語で読んだといいます。
読んだ本を聞けば、その人が分かるなどといいますが、なるほど「さもありなん」であります。