一日の仕事を終えると、自宅近所の居酒屋でちょっと一杯やって帰るのが、定番となっています。
そういうお店のカウンター席には、いわゆる常連さんの定位置となります。
昔、『時間ですよ』というドラマで、篠ひろ子がやってる店に、由利徹や左とん平が並んで座っていましたが、あんな感じ。
顔なじみになるので、いろんな話をするんだけど、中に一人、どうもかみ合わない人が。
教養もあるし、学校で習ったようなことをよく知ってるのに、会話が今ひとつです。
何故、私がその人を面白いと思わないかっていうと、話題が近所のことばかりなんです。
主として、その場にいない人の話。
スポーツや趣味、時事ネタを振っても続きません。
何故、その人の話は面白くないんでしょうか?
それは、その人が雑誌やテレビをほとんど見ないからです。
その上、自営の仕事ばかりしている。
朝4時に起きてから、夕刻まで休みなく働き詰め。
これが、正月以外に定休日がないときてるから、ビックリです。
ストレス解消は、居酒屋の2時間だけ。
それだけは、毎日欠かさずやって来ます。
うーん、いくらなんでも働きすぎです。
そういや、こんな人、前の職場にたくさんおりました。
仕事一筋であるため、交友関係は仕事の仲間ばかり。
遅くまで働くもんだから、退社後も同僚と一緒。
話題にするのは、仕事のことか社員の噂話のみ、って言うか、働きすぎで、それ以外の情報がないんです。
これ、自分にも当てはまってたなぁ。
アウトプットばかりでインプットのない生活はいけません。
自戒、自戒。