都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

六次産業①

山口県全体での漁獲量は、ピーク時に年間25万トンあったものの、現在では3万トンにまで減少しています。
唐戸市場に行っても、買いたいサカナがほとんどないということが珍しくなく、閉鎖する仲買のお店も少しずつ出てきました。
ひとつには、海水の温暖化に伴い、漁場が北へ移りつつあることが挙げられます。
仙崎でカツオが獲れるなんてことは、10年前には考えられなかったこと。
逆に、ヒラマサやブリの水揚げは、めっきり減っています。

もっと大きな理由は、乱獲が進んでいるにも関わらず、それに対しての明確な規制がなされていないこと。
いまどきの漁師は、一本釣りでこそこそなんてやりません。
チームプレーになっていて、底引き網で根こそぎ獲っていくというやり方。
そこには、当然、稚魚も含まれます。
市場へ行くと、ホントに小さなサカナが、捨て値で売られており、こういうのはどうなのかねぇと思うこともしばしばあるのです。ここで売れないと、畑の飼料なんでしょうね、きっと。

これに加えて、高齢化。後継ぎがいない。ガソリン代の高騰などなど。

冬場は時化で、週休6日など不規則勤務は、若い人にそっぽを向かれるのも仕方ないでしょう。
挙句、現場は外国人だらけ。
気の荒い漁師たちのパワハラも多く、不安定な収入とあいまって、実習生の失踪の温床(?)にさえ、なっていました。

(つづく)