地球温暖化が言われて久しいですが、その兆候が実感としてあったのが、五年前まで飲食店経営をしていたとき、下関の唐戸市場から魚が消えていったことにあります。魚市場なのに、サカナがない状態。
台風や時化などで、漁が行われていないならば、いざ知らず、普通の状態でも不漁であることが夏場にはよくありました。
そして、驚いたのは、日本海側にある仙崎の港でカツオが出回り始めたこと。暖流のサカナですからね。いかに海水温が上昇しているかが分かります。エアコンが無いので魚群は北へ向かうしかない。困ったものです。
こうした状況を受けて、台風が栄養をつけるようになりました。
ちょっと前までは、本土上陸に合わせて勢力が弱まるのを常としていましたが、その常識が変わりつつあります。
そして、気圧にも変動があり、フックラインが矯正されて…西日本全体が危険にさらされています。
こればっかりは、コースを外れたから良いってもんじゃない。ハンカチ落としみたいな話であり、沖縄や奄美の人たちは、冗談じゃ無いって思っていることでしょう。うーん、ホントは思っていることがあるんだけど、言えません??