今はどうだか知りませんが、ファミコンゲームがなかった昔の子どもは、馬乗りとか大縄跳びとかはないちもんめとか、お金のかからない遊びを工夫してやっていました。
野球やサッカーなどのボールゲームと違い、こういう平和な遊戯は、終わりがありません。放っておくと、いつまでも続く。
だから、仲間うちのリーダー格が「そろそろ止めよう」と提案して承認を得ます。
そんなとき、黙って従う子も結構いるわけで、ちょっとしたコミュニティの中での合意形成プロセスを学んでいくのです。
そして、そういう経験がないと、誰かがやってくれるに違いないなんて思い続けて大人になります。決めてくれれば、そのとおりにする。
だけど、立候補するぐらいの気持ちじゃないと、リーダーには相応しくありません。
大会組織委員長のポストが、ハンカチであってはいけないのであります。