沼津駅に近い狩野川の河川敷遊歩道の一角に『風のテラス』と名付けられたオープンスペースがあります。
ここは、沼津市が指定管理者制度として呼びかけ、いろんな店舗業者が日替わりで出店する形態をとるようになりました。
その拠点となっているのが、空き家となっていた住宅を改装したジンの蒸留所の会社で、7〜9時・11〜14時・17〜21時の時間帯によって、営業主体が異なるシェアオフィスを提供しています。
ランチについては、曜日ごとにそれぞれ業者が入るよう決められているのです。
毎週水曜日はスパイスカレーの『大浦飯店』で、私はこれにハマり、通い詰めています。
今日は、五香粉香る中華風ポークカレーとバターチキンカレーの相がけをオーダーしました。月替わりのメニューは2種類(相がけを入れると3種類)のみと至ってシンプルですが、値段はちょっと高めの1,000〜1,200円。不思議なお店で、母体となる店舗が存在していません。どこかで作り込んできたカレーをタッパーに詰めて運んできて、それを温め直して提供するスタイルを取っているんだけど、不思議な香りに誘われて、病みつきになってしまいました。
スパイシーなカレーも素晴らしいんですが、インディカ米が絶妙でありまして、付け合わせの数種のサラダもさっぱりと美味しい。
店主が微妙にバリアを張っているため、いろいろ聞き込めず、まだまだ謎の多いお店ではあるものの、本格的に出店してほしいと思わせる実力の持ち主なのであります。