先日、空港へ出かける前に腹ごしらえをといつものお好み焼き屋さんへ行ったときのこと、私が定休日でない水曜の昼食を摂りにきたのを不思議に思った店主が尋ねてきました。
「あれっ、お店休みなんですか?」
「いえ、出張で長野に行くので、お店はウチのおばちゃんたちに任せています」
「いいですね、任せられる人がいると。ところで、出張って?」
「あぁ、もう一つの仕事で、企業の教育・研修をやっているんです。だから、出稼ぎ」
「へぇー、どんな話をされるんですか?」
「“人口を読む”っていうテーマで、少子高齢化によって、企業はどう対応していくべきかって いうようなことを」
「うわぁ、聞いてみたいなぁ。長野じゃなければねぇ」
と、ここで閃きました。
ふーん、聞きたいんだ。
だったら、ここのお店の定休日にあわせてやれば、ご夫婦二人は聞きに来るんだ!カルチャー講座だ!
考えてみれば、お店に置いてある『モテモテ電話術』を気に入って持って帰る人も大勢いるし、過疎高齢化が進んで悠々自適の人が多いので、意外に勉強したいというニーズがあるかも!?
夜であれば、お客様が少ない時間帯なので、売上げアップに繋げられる。
講座参加費が千円で、思いっきり刺身定食の食事つきってことにすれば、ニュースリリースも出せるので、メディアPRのツールとなる。そういう食堂って変わってるもんね。
ということで、開講を来年2月として準備を進めることに決めました。
お店に『倶楽部』と付けているので、クラブ活動しなくっちゃいけません。
自分同士のコラボレーション。面白くなってきました。