都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

バケツ洗濯機

その昔、家事労働は大変な負荷を伴うものでありました。
貧乏であるため、一族が寄り添うようにまとまり、バカみたいに子供を作るもんだから、10人以上の大家族が珍しくなく、母親が専業主婦なのは当たり前。
一日中、台所に立って、夜は遅くまで手袋を編んでいるってな感じだったようです。
戦前は、男女の寿命にほとんど差がなかったのは、女性に長生きできない理由があったと言えるでしょう。
その後、日立や東芝が次々に新商品を繰り出して、多くの負荷を軽減していきました。
炊飯器、電子レンジ、食洗機、大型冷凍冷蔵庫、掃除機…だけど、なんといっても救世主となったのは、全自動洗濯機でありましょう。
昔は、川で洗濯ですからね。画期的な発明。
これの登場によって、クリーニング屋が衰退し、単身赴任が増えたと思います。

当店では、おしぼりが布製なので、毎日のようにたくさんの洗濯物が出てきます。
これも、全自動があるからこそ、放り込んでおくだけで、時間が解決してくれたのですが、これが屋外に設置していることで、冬場に蛇口が凍結したことが原因で、水流をコントロールするバルブが壊れてしまいました。
動くことは動くんだけど、洗いやすすぎの行程を一つずつ手作業となって…つまり、全自動じゃなく、全手動に。
買い換えるにしても、設置場所が場所だけに、また壊れるかも?
しばらくは、自宅に持ち帰ったりの対処療法でしたが、あるとき、ネットで『バケツ洗濯機』(5,000円)に出会いました。
少量の洗い物に適していて、持ち運びが可能。
脱水機能がないものの、熱湯を汲んでくることが出来るのは、大きなメリットです。
早速、入手し使っております。
やっぱ、洗濯物はコマメにやらないとね。

ふと思ったのですが、おしぼり業者はバケツ洗濯機業者とコラボすればいいのに。
うちみたいなお店では、普通の洗濯機よりも役に立つと思うんだけどなぁ。