都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

K・Nの悲劇

昨年の赤ちゃんの出生数は84万人だそうです。コロナの影響もあって、少子化に歯止めがかからず、イーロンマスクに「いずれ日本は消滅する」なんて言われてしまいました。

人口は国力そのものでもあり、国防の観点からも悲観的にならざるを得ません。

少子化対策こそ、選挙の最大の争点だと思うけど、どうでしょう?

その一方で、中絶手術を受けている事例が年間30万件を超えているんだとか。飼い主に捨てられて殺処分される犬よりも多いそうです。

『K・Nの悲劇』(高野和明著・文春文庫)は、妊娠中絶をめぐる医師の葛藤や憑依・感応といった精神状態を描いたホラーサスペンスです。

ゾンビみたいな話は苦手なんですけど、最後まで読んじゃいました。

あまりいいもんじゃありません。73点。