いよいよ週末には自民党の総裁が選ばれるわけですが、メディアの報道では、石破・小泉・高市の三つ巴で、高市が小泉に迫りつつあるとの話になっています。
ここで疑問に思うのは、マスコミが調査する時に、その人が自民党員だということをどうやって知るのかということです。厳密には、分からないと思う。多分、あなたは党員ですかの緩い質問から入るんだろうけど、その程度の縛りの中で答えている人の全員が、本当のことを言うハズがないと思います。そもそもの分母がハッキリしないのだから、衆参選挙の出口調査とは意味合いが違うんです。結構いい加減に、かつ書き手の願望を交えて記事にしているような気がします。
朝日新聞が今ごろになってスクープ写真を出してきたのもおかしな話であって、誰か高市早苗や石破茂を潰そうとした政治家からのリークなんでしょう。統一教会と関係持っちゃってますから。
だけど、政治評論家の多くは、高市支持ですね。業界団体も同じくで、安倍晋三の流れを汲んでいるのがプラスなんだかマイナスなんだか。
とはいえ、経営者のほとんどは右翼であり、中小企業だとしても自民党に寄り添っていた方が得だと身体で覚えている。そういう人たちは、変える変わることに積極的ではありません。
一方、ホリエモンは、意外にも小泉推しでした。バカにしてるものとばかり思っていたんですが、自身のホリエモンチャンネルでは、珍しく良いところをたくさん引き出していたのが印象的です。そういうことするんだ、堀江貴文が。いや、見方を変えれば、フワフワしていて動きが読めないってのも魅力的だと思えるかも。あとは伸びしろですね。若いのは良いことです。
石破の応援団は、これと言って見当たらず、党員の支持率トップだとしても、勝ち目はなさそう。個人的には同級生である石破茂に頑張って欲しいんだけど、残念です。政治家からはともかくも、評論家にも距離を置かれてしまうっていうのは、コミュニケーション能力が足りないんだろうな。酒豪なのにねぇ。