野球のセイバーメトリクスの指標の一つにGO/AO率というのがあります。
これは、ゴロアウトの総数をフライアウトの総数で割ったもので、この数値が高いほど、全体のゴロアウトの比率が高いことが分かります。
現在のNPBでGO/AO率が高いのは、青柳(阪神)2、22 高橋光(西武)2、00 石川(ロッテ)1、97 山本由(オリックス)1、96 大貫(DeNA)1、94 ガンケル(阪神)1、90 といった面々です。
本日まで、1、88だった東浜(ソフトバンク)も低めの変化球が特徴的なゴロアウトピッチャーで、ノーヒットノーランの成績と共に、2点台に乗せたものと思います。(*2、03になりました)
反対に、GO/AO率が低いのが、早川(楽天)0、43 岸(楽天)0、51 小島(ロッテ)0、64 大野(中日)0、66 涌井(楽天)0、71 というところ。
速球派が多いパ・リーグの野球は、高めのボールで勝負している投手が多いようです。
プロ野球は、大リーグの仕様に合わせてマウンドが硬くなり、上半身の強さを活かした速球派が主流を占めるようになりました。
これは、球場が広くなっているのも影響しています。
時代と共に、野球のスタイルが変わっているのが面白いです。