ラジオを聞いていたら、パーソナリティの落語家が、正月に備えてお年玉を用意するため、千円札31枚を新札に換えるべく、銀行へ行ったときの話をしておりました。
銀行のルールでは、一度に30枚しか替えられないんだとか。
それじゃ、一度替えて、もう一度並んで手続きすればいいのかと詰め寄ると、上司に相談の上の最後通牒は、お一人様一日一回までだと。
スーパーのタマゴか!?
とは言ってませんでしたけど、まぁそんな感じ。
そういえば、私にもあります。
こういう商売ですから、小銭が大量に必要で、銀行へ両替に行きます。
一万円札を100円玉に替えたい。
このとき、地元銀行ルールでは、
無料で交換できるのは、合計で100枚まで
なんです。
合計っていうのは、こちらが出したお札もカウントされるってこと。
例えば、一万円札を100円にしようとすると、こっちが1枚で向こうが100個だから、合計101枚となりアウトです。
「それじゃ、どうすりゃいいのさ?」と尋ねると、「100円玉95個と500円玉1個にすればいい」んだと。
この取引に要する通貨は、合計97枚ですからね。
銀行の硬貨は、50枚で束ねてありますから、ひとつを崩して45個数えてました。
5個じゃなくて45個をカウントする光景は、オウムの信者を見るようでもありました。
両替サービスはキリがないので、どこかで線を引くのは分かります。
しかしながら、両替で手数料を稼ごうとは思っていないでありましょう。
思ってたら、一枚からでも取ればいいんだから。
本当は、ルールを変えて、無料で交換できるのを合計で101枚までとすればいいんです。
そうすりゃ、銀行サイドの事務効率化にもなる。
だけど、現実は95個と1個。
そして、そのことに行員の誰もが異議を唱えないのが銀行なのであります!?