都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

多数決のウソ

政府が実施した『討論型世論調査』によると、「2030年までに原発ゼロにせよ」というのが47パーセントと最も多く、自分の首を絞めた格好になっています。
毎週金曜日に行われたデモを甘く見ていたツケが出たといえるでしょう。
冷静に考えたら、全くなくしてしまうのも無茶な話なんです。
なぜって、あちこちストップしているため、現行の電力依存が70パーセント火力であり、これにはCO2という副産物があるからです。
鳩ポッポが約束しちゃったし。
大量に石油を買い付けることこそが、貿易赤字を拡大させているし、環境破壊と並んでこれも大きな問題なんです。
だから、原発ゼロを訴えている人は、クーラーなんか使っちゃいけない覚悟が必要であって、それも現実的ではありません。

結局のところ、代替エネルギーの開発に期待しつつ、2050年くらいまでに段階的になくしていくってのが大人の判断だと、昨日、震度5までは耐えるという大吊橋を渡りながら考えました。
坂本龍一氏は「たかが電気」と言ったけれど、そんなに単純な話ではないと、日本中のデブが頷いてると思います。