童謡の代表曲に『ピクニック』というのがあります。
軽快な曲調もいいんだけど、歌詞がユニークなので、ベトナム人の日本語教室で使っていました。
犬やヤギが鳴いて、今日も愉快だってやつです。
そして、国によって、鳴き声の聞こえ方が違うってことで、次の会話へと発展していくのです。
YouTubeを通じて、目で見て、音を聞いて、頭で考えるっていうのが、効果的な学習方法であるわけです。
ところで、日本人と外国人とでは、虫の鳴き声の聞き方が違うっていうことをご存知でしょうか?
これは最近の学説ですが、セミや鈴虫などの昆虫の声を日本人は言語などと同じ左脳で聞き、外国人は音楽などと同じ右脳で聞くというのです。
どう違うかというと、右脳で聞く音は、頭の中でクルマの騒音などと同じように雑音として処理されるんだそうです。
なるほど、相手が喋っている言葉を漢字・ひらがな・カタカナ・英語等に仕訳しながら考える日本人の言語脳は、複雑に進化しており、言葉に敏感な民族性なんだなぁとしみじみ思いました。