都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

リクエスト

昼間に行われたカープベイスターズ戦で、佐々岡監督が1イニングの中で2回リプレー検証を要求し、2回とも失敗するという珍事が起こりました。相撲で言うところの物言いに相当するこの行為は、審判からすれば面白かろうハズがありません。

実際に逆転判決となるのは、3割ちょっとだと言いますから、これを多いとみるか少ないとみるか?

ビデオで見返して、これを判断するのは判定の当事者以外の審判による多数決なので、本当に微妙なときは判定通りとするのでありましょう。

そういう意味では、相撲の取り直しっていうのは、よく出来た仕組みだなぁと思います。子どもたちは、ジャンケンで決めるんでしょうね。負けてる方に有利にするって解決法もありました。懐かしい。いや、今どきは空き地で野球をする子なんていないわけで、少年野球はユニフォームを着て審判がいなければ成立しません。7人対6人でやるとか、三角ベースだとか、吉田さんの家に打ち込んだらアウトだとか、そういう環境の中でケンカしないように話し合うってところが少年時代なんですけどね。初めからキッチリ決められた仕組みで育つと曖昧を許さなくなるような気がします。

レフェリーが絶対だとされたラグビーでも、TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)と呼ばれるビデオ判定が導入されており、こうした機器の発達と共に、人間より機械が正しいと考える人が当たり前なようです。つまらんねぇ。

 

大リーグでチャレンジと呼ぶ制度を審判に配慮して、日本ではリクエストと言い換えたそうです。和風だわ。

だけど、負けてる方に有利にするっての、ダメですかねぇ?