都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

コネ入社

私が通っていた私立の中学は卒業後もそこそこ面倒見が良くて、大学3年のとき、就職希望の学生を集めてOBによる就職説明会を実施しておりました。中学のOBは、一流企業が顔を並べています。

その中で広告代理店に勤務していたOBである担当者は、自社の業務について説明し終わった後、どうしても入社したい人は衒うこともなく堂々と、コネを探しなさいと一言。大手の広告主やメディア関係もしくは芸能人。仕事は人間関係がほとんどなので、コネがないのが分かると活躍は難しいんだと偽りのない心情を吐露しました。なるほど、そりゃそうだと納得したものです。

私の場合、親戚の薄いコネを頼ったのですが、全く相手にされず、ペーパー試験で落とされました。

ゲームにはルールがあるのだから、そのやり方が下手くそだったら、勝てるはずはありません。そういうのがイヤだと言う人は、その業界に向いていないだけのこと。他の仕事を探せばいいのです。

 

で、就職はどうなったかというと、祖父の友人から紹介されたコネで、外資系の保険会社へ入りました。今思えば、その会社の世間的な偏差値は低く、別にコネなんか使わなくても関係なかったのですが、当時の私はギャンブル以外に取り立てて取り柄がなく、流されるままに生きていたのです。

この会社は、日本に進出して間もない無名企業だったので、必然的に役員たちの声がけで人材を集めざるを得ず、結果としてコネ入社だらけとなりました。世の中的に言うと評判が悪いコネ入社ですが、実際には身元が確かであり、むしろ紹介者に迷惑がかからないようにきっちり働くのが普通なので、愛社精神を高める上で、上手く機能していたと思います。他の業種はともかくも、保険の仕事なんて、難しいことはありませんからね。誠実さを求めるならば、コネで入れることこそが一番だと思います。

 

フジテレビの会見で、総務省天下りを指摘されて頭から否定するシーンがありましたが、そういうのがダメなんです。言われてイヤなら、初めから採らなきゃいい。幅広く意見をいただくための社外取締役だって言えばいいんです。コネ入社もそう。世の中へアンテナを広げるための一策であると、堂々としていれば良い。全くコネがない人やコネを認めない社会の方がどうかしていると思うんです。違いますかねぇ?