都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

水清ければ魚棲まず

萩本欽一という人は、芸事についてストイックで、お酒をほとんど飲まず、女遊びもしませんでした。

なので、その周囲にいるお付きの人たちは大変です。

名古屋のナントカ座での一ヶ月公演みたいなのがあると、カラッカラの禁欲生活。麻雀が趣味なので、それに付き合わされるものの、いつも一緒というのは、尊敬してる大好きな人であっても息苦しくなったりする。そういうもの。

今はもう亡くなってしまった彼のマネージャーと親しくさせていただいたんだけど、そのストレス発散は、なかなか大変で、大物のそばにいるってことは、そういうことなんだと思っています。

 

大谷翔平が、野球と真摯に向き合い、特に贅沢をするわけでもなく、プライベートに遊びを持ち込まない生活を続けているとなると、それに歩調を合わせるってのが至難だというのは、想像に難くありません。通訳としては破格の待遇だったとしても、それを使う暇がなければ尚更です。

結果、ギャンブルに向かうことになる。

そこそこのお金を持ったら、酒かオンナかギャンブルですからね。そして、ギャンブルの場合、ハイソの世界にはハイソなりの遊び方があるわけです。パチンコとか麻雀は、時間を伴うので、ホントに忙しい人向きではない。そうじゃなくって、お金でヒリヒリしたい人向けのやつ。

当初、大谷が借金返済を肩代わりしたという情報が流れ、慌ててそれを否定したみたいになっていますが、おそらくそれは、懲罰の責任が及ばないようにしたのだというのは誰もが思うところ。本当に迷惑な話でありました。

開幕戦は、ネット裏で両者の奥様が観戦していたけれど、それぞれの思惑はどんななんでしょうね? 配偶者の反応の方が気になるところ。そういうのがメンタル的に影響するのかどうなのか? 幸せの絶頂にいたとしても一寸先がわからないのがまた、人生なのであります。