プロ野球で採用されている統一球が、またもや基準値を超えて、飛び過ぎると問題になっています。
不思議ですよねぇ。
普通の社会であれば、不祥事を起こした企業が責任を取らされて、取り扱い業者が変わるんですが、そのことでのお咎めはナシ。
むしろ、在庫もあることなので、新しいボールが製造されるまで、もうしばらくの猶予をと。
かくして、問題のあるボールは、依然として使用され続けているのです。
こうした構造の歪みは、批判すべき立場のマスコミが、経営サイドにいるからで、系列でないテレビ局の態度も含め、どれだけ影響力があるんだ?と思ってしまいます。
そもそも同じボールを使ったとしても、その保存状態によって、反発力が変わります。
つまり、乾燥していれば飛ぶし、湿気ていると飛ばない。
雨中戦で、ホームランが出にくいのは、常識なんです。
もっと言えば、ドーム球場で、乾燥した球を使えば、飛距離がアップする。
これが、球場別で一番ホームランが出やすいのは東京ドームである、の答えであります。
監督が暴力団に一億円渡しても、時効だと言って、全く取り上げられなかったのは、記憶に新しいところ。
ボールのメーカーは、どんな便宜を図ったんですかねぇ?